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頭を切り替える事の難しさ

数年来、時折本を読んで勉強(らしき事)をしてきたが、このままでは埒があかない。

一番のポイントは、”特許法とか意匠法とか、原理原則の把握”が必須という事。

基本書とか参考書とか、本屋にはいっぱい出ているが、まずは法律の中身を把握しておかないと、(多分)、基本書とか参考書のポイントが理解できない。
基本書とか参考書をいくら読んでいても、そこに記述されている内容から全体を組み上げる事ができない、、、という事がわかってきた。。。

読む人によっては、「おいおい、当たり前じゃん!」と言うかもしれない。

しかし、普段プログラムを作ったり、システムを作る、いわば”技術”の世界に居る人間にとって、”全体”は”部分”が積み重なり、組み合わされて作られていく物であり、普段から”部分”の詳細についていろいろ考えている。つまり、「部分を組合せ、全体を作り、答えを導く」のである。。

それに対し、こういう法律系の世界に居る人にとっては、”法律”という絶対的な存在・思想が存在し、その解釈を組み合わせて答えを導き出す。つまり、「全体ありき、部分の解釈について確認し、答えを導く」のである。。

いやいや、実はこの考え方の差は大きい。
習得にあたっては、完全に普段の思考を切り替えないといけないのだから。。

数学の公式や定理を一つ一つ覚えておけば、あとは工夫で数学の問題は解けるのです。これが技術者的発想。
しかし、法律みたいな世界は、根っこを全て頭に入れておかないと何もできない。。それがあってはじめて解釈の次元に入るのだから、、、

ここが結局、ここ数年の「もやもや」なわけで、特にそういう切り口でのブログみたいなのが見当たらなかったので、、このブログを立てたのです。
by kizuka2007 | 2007-05-30 18:32 | 1. 勉強方法困惑期
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